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エクゾスカル 零[えくぞすかる ぜろ]
『エクゾスカル 零』(エクゾスカル ぜろ)は、山口貴由による日本の漫画。『チャンピオンRED』(秋田書店)にて、2010年12月号から2015年1月号まで連載。 == 概要 == 前作『シグルイ』が『チャンピオンRED』の2010年9月号で連載を終了した山口から編集に対する3ヵ月後に新連載をするとの約束により開始された連載であるが、『シグルイ』を終えた後の達成感でしばらくゴロゴロしていて時間の感覚が希薄になっていたため、雑誌の予告に名前が出ているのを見て驚いたと語っている〔『チャンピオンRED』2012年12月号の、610ページ掲載の作者インタビューより。〕〔ニコニコ生放送「小池一夫・回」へのゲスト出演の際の編集者の一存で決められたことで山口自身は寝耳に水だったという発言は『チャンピオンRED』のインタビューで誤解を招く発言だったと訂正している。〕。作中では『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載していた『覚悟のススメ』や『ヤングアニマル』(白泉社)で連載していた『蛮勇引力』に関連するキーワードが幾つも出ており、これはクロスオーバーというより、山口の中では今まで描いてきた作品は全てつながっており、生涯をかけて1つの大きな物語を描くと思っているとのことである〔。 それぞれの時代で正義の戦士として人々を守ってきたヒーローが、文明が完全に崩壊した世界で目覚め、これまでの正義や守るべきものが存在しない、絶望の世界での出会いや闘いを描く、という物語構造を取っている。主要キャラである「エクゾスカル」所有者はいずれもそれぞれが生きていた時代の主人公であり正義のヒーローという設定で、各自が主人公としての戦いの履歴や設定を持っている。作中では彼らの回想シーンなどの際、各作品のタイトルとともに、所属・敵対していた組織などの内容が明らかになっている。また、エクゾスカル所有者達には「七つの大罪」をモチーフにした、罪を意味する用語が1つずつあてがわれているのが、本編や単行本の紹介文などで明かになっている。 時系列としては、『覚悟のススメ』→『開花のススメ』(『チャンピオンREDいちご』(秋田書店)連載)→『衛府の剣』(動地憐が活躍した時代)→『蛮勇引力』(西暦2051年)→『鉄腕探偵リッカ』〔本編内での六花の作中作タイトルは「軍用乙女ユキ」だが、インタビューでは「鉄腕探偵リッカ」となっている。単行本掛け替えカバーの記載によれば、六花は2本の作品に出ているとのこと。〕(初夜六花が活躍した時代)→『大帝戦記レオクロス』(九十九猛が活躍した時代)という順で、『覚悟』の時代に破壊された世界が『開花』の時代に復興を始め、『衛府』の時代に新エネルギーでほぼ復興を遂げたが、『蛮勇引力』の時代に再び崩壊した、という流れになっている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エクゾスカル 零」の詳細全文を読む
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